MTF計算ツール(Circular Edge法)

MTF計算ツール(Circular Edge法)|空間分解能の求め方

DICOM/PNG/TIFF画像から ESF→LSF→MTF を自動算出し、MTF 10%値・50%値を数値表示します。円形エッジ(Circular Edge)法によるオーバーサンプリングで高精度に測定。ブラウザ完結・外部送信なし。

📋 使い方
1
画像をアップロード 円形ファントムのCT画像(DICOM / PNG / TIFF)を読み込みます
2
ピクセルサイズを確認 DICOMなら自動取得。PNGの場合は手入力してください
3
ROIを確認・補正 自動検出されたエッジ円を必要に応じて調整します
4
MTF算出・確認 ESF→LSF→MTFを計算し、50%/10%値を表示します
⚙️ パラメータ設定
📂 画像アップロード
🖼️
クリックしてファイルを選択、またはここにドラッグ&ドロップ
対応形式: DICOM (.dcm) / PNG / TIFF / BMP
注意事項・アルゴリズム

・Circular Edge法により円形ファントムの境界からESF(Edge Spread Function)を算出し、微分してLSF(Line Spread Function)を得た後、FFTによりMTF(Modulation Transfer Function)を計算しています。

・DICOM画像を読み込むとPixelSpacingを自動取得し、16bitピクセルデータをそのまま解析に使用します。WW/WLスライダーは表示用であり、MTF計算には影響しません。

・円形エッジの自動検出にはグラジエント解析とHough変換に基づく処理を使用しています。検出精度が不十分な場合はスライダーで手動補正してください。

・ピクセルサイズの入力値がMTFの周波数軸に直接影響します。PNG画像の場合はDICOM情報から正確な値を入力してください。

・本ツールは研究・教育目的であり、医療機器としての認証を受けていません。

・アップロードされた画像はブラウザ内のみで処理され、外部サーバーには送信されません。DICOM画像の患者情報はツール内で使用・表示しません。

MTFとは|Circular Edge法での求め方

MTF(Modulation Transfer Function/変調伝達関数)は、画像システムの空間分解能を空間周波数ごとの応答(コントラストの伝達率)で表した指標です。値が1に近いほど、その周波数の構造を忠実に再現できることを意味し、高周波で高い値を保つほど細かい構造を描出できます。

Circular Edge法によるMTFの求め方:

  1. 円形エッジ(高コントラストのディスク)画像を用意する
  2. エッジ中心からの距離でピクセルを並べ替え、ESF(Edge Spread Function)をオーバーサンプリング取得
  3. ESFを微分してLSF(Line Spread Function)を求める
  4. LSFをフーリエ変換して正規化し、MTFを算出する

評価指標:MTF 50%は中間周波数応答の目安、MTF 10%は限界分解能の目安として用いられます。円周方向のオーバーサンプリングにより、ピクセルピッチ以上の細かさで滑らかなMTF曲線が得られるのが Circular Edge 法の利点です。

※ NPSと組み合わせることで NEQ・DQE の評価にも利用できます。本ツールはすべてブラウザ内で計算し、入力画像を外部送信しません。