NPS計算ツール(2D-NPS)|ノイズパワースペクトルの求め方
DICOM画像のROIから 2D-NPS(Noise Power Spectrum/ノイズパワースペクトル)を自動計算し、Radial Average で 1D-NPS を可視化します。すべてブラウザ内で処理し、画像は外部に送信しません。
・2D-NPS法により、各ROIから2D-FFTでパワースペクトルを算出し、複数ROIの平均を取った後、Radial Averageで1D-NPSを得ています。
・DICOM画像を読み込むとPixelSpacingを自動取得し、16bitピクセルデータ(RescaleSlope/Intercept適用済み)をそのまま解析に使用します。WW/WLスライダーは表示用であり、NPS計算には影響しません。
・トレンド除去は「平均値減算」(各ROIの平均CT値を減算)または「2次多項式フィッティング」を選択できます。均一ファントムでは平均値減算で通常十分です。
・指定した円形領域内に、選択サイズの正方形ROIを重ならないように自動配置します。ROI数が多いほど統計精度が向上します(推奨: 10個以上)。
・NPS積分値の平方根はSD(標準偏差)に近い値となり、画像のノイズレベルの指標となります。
・本ツールは研究・教育目的であり、医療機器としての認証を受けていません。
・アップロードされた画像はブラウザ内のみで処理され、外部サーバーには送信されません。DICOM画像の患者情報はツール内で使用・表示しません。
NPSとは|求め方・計算方法
NPS(Noise Power Spectrum/ノイズパワースペクトル)は、画像ノイズを空間周波数ごとに分解して表した指標です。ノイズの大きさ(標準偏差)だけでなく、ノイズの「質感」=周波数特性まで評価でき、再構成関数やノイズ低減処理の比較に用いられます。NPSを全周波数で積分するとノイズ分散(SD²)に対応します。
2D-NPSの求め方:
- 均一なファントム画像から関心領域(ROI)を複数切り出す
- 各ROIの背景トレンド(低周波の濃度ムラ)を除去する
- 2次元フーリエ変換し、パワー(振幅の2乗)を算出する
- 複数ROIで平均して 2D-NPS を求める
1D-NPSへの変換:2D-NPS を動径方向(radial)に平均すると、空間周波数に対する1次元プロファイル(1D-NPS)が得られ、ピーク周波数などを読み取れます。
※ MTFと組み合わせることで NEQ・DQE の評価にも利用できます。本ツールはすべてブラウザ内で計算し、入力画像を外部送信しません。